★ 脂漏性湿疹 ★ 体部白癬
いずれも赤くなったり、皮がめくれたりという症状が似ていますので、カビがいるかどうかの検査(股と同じ。カビがいると白癬です。他項参照)を受けてください。外用薬の種類が違ってきます。
★ 腋臭症(えきしゅうしょう)
多汗と臭いを伴うもの。 臭いは皮膚の常在菌や時にカビがアポクリン腺から出る汗を分解した際に出ると言われています。局所の清潔と制汗剤などでかなり改善します。
★ 接触皮膚炎
洗剤、シャンプー、植物、指輪によるかぶれ(接触皮膚炎)がよく見られます。
★ カンジダ性指間びらん症
水仕事などを多くする人に多く、指と指の間にカンジダというカビがはえてただれる疾患です。
★ 汗疱(かんぽう)
季節の変わり目などに、小水疱が指の側縁や掌に多発し、皮がめくれて治っていくものであまり自覚症状はありません。
湿疹のひとつの型という説や、金属アレルギーが関与しているとか言われています。
足にも同様の症状の出る方がおられます。
★ カンジダ性爪囲炎
カンジダが原因で爪の周囲が赤くはれます。
★ 爪カンジダ症
やはりカンジダというカビが原因で、爪が変形したり、色が変わったりします。抗真菌剤の外用、内服が必要です。
★ 毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
腕の外側の毛孔が硬くなりブツブツの目立つもので、遺伝性と言われており思春期の女子に多く(加齢と共に軽快します)夏に目立つので、受診者が増えます。
こすらず角質軟化剤などを塗布するとましになります。
皮膚科ならではの検査